アメリカのSEM最新事情(2009年春) part2
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□各業界の傾向
1.金融:昨年対比で表示回数が18%上昇した。しかし、同期間比較で、広告費とクリックあたりの費用(CPC)は減少した。広告主はサイトへの来訪者を売上につなげるのが難しいと判断したためだ。人々は情報を求めているほどは申込は行っておらず、申込検討段階にあるサイト来訪者の質が以前より低下している。
2.小売:より多くの人がネットで検索を行っている一方、広告主の広告費は減少している。それに加えて、クリック率(CTR)は低下し、表示回数は増加している。このことから、すぐに購買につながる消費者ではなく、入念な比較購買を行う人々の検索回数が増えていることが判る。
3.自動車:昨年対比でSEM広告費は7%減少しているが、検索回数は32%も減少している。一方で、検索を行う人の質はとても高く、CTRは昨年比で36%向上している。
4.旅行:昨四半期に比べて表示回数は52%増加しており、広告費は42%増加している。しかし昨年対比では、表示回数だけが伸びており(32%の伸び)、広告費は8%の減少、CTRは17%低下している。これは、消費者はよりネットで検索を行っており、広告主はGoogleLocalなど他の広告媒体を利用していることを示している。
□米国におけるSEMを図る重要指標の動き
1.表示回数:表示回数のトレンドは消費者の検索パターンをよく表している。SEMにおいては、表示回数の量は消費者がある商品やサービスにどれだけ興味を持っているかの指標となる。
2009年のQ1で、広告費が11%減ったにもかかわらず、表示回数は11%増加した。より多くの人々がネットで検索を行っており、検索エンジンは最低入札単価という仕組みをやめることで過去表示されていなかった広告在庫を活用している。昨年対比でGoogle(検索)は表示回数を20%伸ばしており、Microsoftは表示回数を10%伸ばした。Gooogle(コンテンツ)は57%表示回数を減らしている。これは、広告主がよりターゲットユーザーにのみ広告表示できるようGoogleが改善を継続している結果と考えられる。
2.ROI:ROIが高いということは、同じ広告費からより多くの売上が稼げることを意味する。SEMにおいては広告主は珍しくROIを測定することができ、その結果に応じて広告キャンペーンの要素を劇的に変えることができる。
昨四半期対比で、ROIは全ての検索エンジンでよくなっている。Google(検索)、Microsoft、YahooでのROIはそれぞれ、10%、43%、12%改善している。広告主の広告の目的がより効率性シフトしているからだ。
「今後も先が見通せない経済動向の緩衝材として、広告主は広告により高いROIを求め続けるだろう。」
EF社シニアビジネスアナリストのDr.Shahは言います。
「我々は興味深い岐路にきている。一方では広告主は予算を減らしている。他方では多くの消費者が検索をより行っている。そして、クリックあたりの単価は安くなっている。つまりこういうことがいえる。悪い経済環境をチャンスと捉えられる予算が潤沢にある広告主にとっては、シェアを獲得し事業を成長し続けさせる非常に良いチャンスが来ている。」
アメリカのSEM最新事情(2009年春) part1はこちら >>
Efficient Press Releases(英文オリジナル)
Despite Continued Belt Tightening Across U.S. Businesses, ROI Remains Strong for Search Engine Marketing, According to Efficient Frontier Report
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「Efficient Frontier」についてはこちら |
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