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なんとなく情報セキュリティ part2:u-japan政策

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u-japan政策って知ってますか?

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「ユビキタス」の頭文字の“u”を採った総務省が中心になって展開している5ヵ年計画です。 一応、他にも「ユニバーサル」「ユーザー・オリエンテッド」「ユニーク」の意味もあるとありますけど、中心にあるのは「ユビキタス」です。

■ユビキタスって。。。

ユビキタスという言葉自体は、最近一般語化してきましたが、ウィキペディアによれば、

「それが何であるかを意識させず(見えない)、しかも『いつでも、どこでも、だれでも』が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のことである」

とあります。

ま、この政策で言っているのは、電化製品オールネット化とイメージしていただければ。電化製品がネットワーク化されれば、いろんなことが可能になります。総務省のサイトで見ることができる利用イメージの例として、医療が挙げられています。各人の医療カルテがデータベース化されて、セカンドオピニオンも容易に受けられますし、過去の薬アレルギーに対してもアラームが出たり、処方が違っていたらアラームが出たり。

日常生活の中では、冷蔵庫の賞味期限が自動的に管理されたり、在宅勤務がしやすくなったり、車運転してて車線ハミ出しそうになったら、自動的に修正したり。いろいろとできることは広がります。


■便利さは諸刃の剣

しかし。便利さが増すということは、事故が起きたときのキケンも増すということです。医療の例で言えば、個人情報を書き換えられてしまったらどうでしょう。車の例で言えば、センターラインからの距離設定を50cm変えてしまうウィルスが出たらどうでしょう。

どちらも人命にかかわることになります。

だから、ユビキタス時代の到来の前に、絶対にクリアしなければならない問題として「情報セキュリティの確保」が挙げられるのです。


■さて、u-japan

u-japan政策自体は、総務省が威信を賭けて取り組んでいるもので、人もお金も使い、様々な方針が打ち出されています。一つ一つ取り上げたらキリがないくらいなのですが、その中でも三本柱の目標と言われるものがありまして、


・2010までに国民の100%が高速または超高速回線を利用できること
・2010年までに国民の80%がICT(ITにコミュニケーションを入れたもの)は
  課題解決に役立つと評価できること
・2010年までに国民の80%がICTに安心感を得られること

070724_hossy.gifこの3つです。このうち最大の課題が「情報セキュリティ」なんですね。前の二つは専門家が頑張って「ふ~ん、ICTってすごいんだぁ」と思わせればいいんですけど、「安心」させるのはかなり大変。何か事件が起きたら、すぐ不安になるし(しかも自分が良くわからない世界だし)、どうすればいいのかもわからず右往左往というのが現状でしょう。

なにせ、日本人は良かれ悪しかれ「安全な国」でしたから、グローバル化が進み「海外では常識的な犯罪」に対する免疫ができていません。訪日した方が「地下鉄で居眠りしている人がいるのに驚いた」というのは有名な話です。なんだか、電車の中だと眠くなるんですよね。日本人って。

このギャップを埋めるため、常日頃から国民一人一人に情報セキュリティを意識させよう!というのが、総務省の考えです。


■第一次情報セキュリティ基本計画ってのも。。

で、それをさらに具体化したのが内閣府。昨年2月に「第一次情報セキュリティ基本計画」というものを出してます。中期3ヵ年計画で、意気込みを感じさせる内容です。まず、「2009年度初めには、企業における情報セキュリティ対策の実施状況を世界最高水準にする」と言ってます。また、「企業の情報セキュリティ対策が市場評価に繋がる環境の整備」をするとも言ってます。

そして、メディアに対しては「情報セキュリティに係る事件・事故のみならず、情報セキュリティ対策の好事例やIT社会全体の堅牢性強化の必要性等の情報セキュリティに関する幅広い情報が、メディアによって取り上げられるような環境の整備が必要」と言ってるんですね。

つまり、事件があったらどんどん報道して、それに対してどうすればいいのかも報道しろ、と。

典型的なのがWinny騒動です。この「第一次情報セキュリティ基本計画」の発表直後に防衛庁のWinny問題が発生し、どんどん大きくなって、政府から「Winny対策は使わないのが一番」というコメントまで出されました。上記のパターンですね。

今後もこういう事例がどんどん出され、企業は「最低限、何をしなければならないのか?」の世論が形成されて行くのでしょう。ここ数年は情報セキュリティに関する報道は、増えこそすれ減ることは、まず無いでしょう。
「情報セキュリティ?担当者に任せとけば大丈夫。」なんて考えでは、取引先から質問されたら、しどろもどろになっちゃいます。せめて、マスコミ報道される事例に対しては「ウチはこうやってるから大丈夫な会社なんですよ」と言えるくらいにならないと。

■実は。。。
ところで、こういうことを中心となって推進している総務省のキャッチフレーズをご存知でしょうか?平成17年から使われているコピーです。

「実はここにも 総務省」

ということで、ユビキタスの概念をこんな時期から広めようとしてたんですね。
u(ユビキタス)-総務省 構想。


関連リンク:u-Japan政策
http://www.soumu.go.jp/menu_02/ict/u-japan/

Written by 天口水鳥先生



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