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Web標準の日 レポート

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7月15日と言えばインターネット業界ではMozilla Organizationが設立された日としても有名ですね。

そして、ここに来てまた新しい記念すべき日になったんじゃないかという
イベント、“The Day of Web Standard [Web標準の日]”に行ってきました。


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六本木アカデミーヒルズのエントランスの様子



僕は、お昼のセッションから参加しました。


標準準拠は企業の社会責任



セッションA
トップをつとめるのはサイバーガーデン
益子 貴寛さん。




テーマは「Web標準を最大限に活かすディレクション&ガイドライン」
ということで、Web標準への意識に温度差がある現状を法令遵守・社会責任
というキーワードで出だしからガツンとくる濃い内容でした。

極端な言い方ですが、等しく全ての人に同一の情報を与えることを抛棄するのは“社会責任の抛棄”でもあるのですよね。

Webの掲げた思想に倣うことが、結果として社会貢献にもなるのだ、という事に気づかされ、はっとしました。


その後、スタッフ・クライアント管理の重要性、品質保証というところでWeb標準化にあたっての外部・内部においてのお話をされました。


Get Organized!
続いてのセッションは、COULD 長谷川 恭久さんのセッション。

「Web標準テクノロジーの上手なマッシュアップ」ということで、
サーバーテクノロジーなどの技術的なところに言及されるのかと思っていたら・・・


共通言語→Web標準的考え方→Pattern Language→
クリストファー・アレグザンダー→建築=Webは建築に似ている!

と、誰もが予想しなかった答え。
まるで連想ゲームのようなこの発想には本当に驚きでした。


その後も、サイト内における共通部分のコンポーネント化、パターン化という
実用的な話を織り交ぜつつもマインドマップによる全体の俯瞰と情報整理、
microformatとセマンティックWebなど、利用者と制作者の間のマッシュアップ
といった感じの興味深い内容を小気味よいテンポで話されていました。


随所にサプライズと関心が盛り込まれたとても魅力的なプレゼンテーションでした。




効率化=早く帰って充実したプライベートを!
セッションCはロクナナの若手デザイナーとディレクターの
中村 享介さん、河内 正紀さんによる
「すぐに役立つWeb標準テクノロジーの効率化テクニック」。


ゆるーい感じでボケとツッコミをお互いに繰り返す姿に
会場はなごみまくってました。


でもやはり内容はとてもしっかりとしたもので、
標準準拠におけるサイト実制作における効率化をテーマに、長谷川さんのセッションをより発展させたようなサイトの共通部分のコンポーネント化について深く掘り下げたお話をされていました。


なるほど、サイトは全体を俯瞰すると多くの共通部分が存在していて、それを細分化して切り分けることによって再利用性を高め、制作の効率化や検証時間を短縮できるのだと、とても勉強になったセッションでした。






木を見て森を見ないものはプロとは呼べない


セッションDは
インフォアクシア 植木 真さんの
「SEOにも通じる攻めのアクセシビリティ」です。





このセッションでは、よりアクセシビリティについて深く掘り下げた
セッションでしたが、益子さんのセッションでも語られていた

「Web標準による社会貢献・法令遵守」

という中の対策の一つとしてアクセシビリティや
SEOが存在しているのであって、

それらの“木”だけを見て、Web標準という“森”を見ない行為ではもはやプロの仕事ではない。と言い切っていたのがとても印象的でした。


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たぶん、ビジネスとしての収益アップを目的に
「SEOさえ向上させられたら…」、「アクセシビリティだけ対策すれば…」
と考えていた制作者も少なからず存在することを理解しての言葉だったのではないかと思います。


身体的な障碍を持つ持たないに関係なく、
すべての利用者に同一の情報を提供する


── 国際標準に準拠することこそがアクセシビリティを確保し、SEO効果を高める最大の方法であることを理解した上で、どこまでを取捨選択するかが重要だということを改めて強く認識させられる良いセッションだったと思います。


マークアップをするのは、結局は「人」。オーサリングソフトを正しく使え



そして最後のセッションEは
アンカー・テクノロジー 神森 勉さんの
「Dreamweaver 8/Contribute 3を使ったWeb標準実装ガイド」。




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このセッションでは実際にDreamweaverというオーサリングソフトの歴史を振り返り、標準準拠のWeb制作をしていくうえでのサイト設計、そしてDreamweaver 8の機能を活用した制作方法などをいくつかのTipsを交えて説明されていました。

スニペットの共有やWord原稿をスピーディにXHTML構造文書化など、とても実用的なセッションだったのですが、時間が押しているとのことで、ContibuteのTipsなどは早足で割愛してしまったところもあり、ちょっと残念でした。


毎日がカット&ペーストですわ
そして、長い長いイベントを締めくくるパネルディスカッション
「Web標準はビジネスをどう変えるか」。

時間が押している中、あまりにも豪華すぎるパネラーの方々の討論に、混沌とした、ある種Web業界らしいディスカッションとなっていたような気がします。

...そしてエンディング。



パネラーとして寡黙ながらも強い存在感を
放っていたジェット☆ダイスケさんの

なにわともあれ」ムービー

が混沌を打ち破るかのように流され、会場内が笑いとともに1つになって綺麗に終わりました。

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以上、10時間近い長丁場を今こうして振り返ってみても、
業界全体のWeb標準への思いの強さや、意識の高さを伺い知ることができる
とても有意義なイベントだったと思います。

メールマーケティングとは似ているようで少し違う方向性をもつWebですが、
今回標準化の方向へと向かうWeb業界の動向を伺い知れたことで、
リスティング広告やFeedの部門とより連携を密にしたサービス提供を行っていきたいです。


参加者の方々が撮影した写真をFlickrでご覧頂けます。
http://flickr.com/photos/tags/tdows/show/


三井物産ヴィクシア株式会社
企画制作部 K太郎 記



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