Feedster.jp連載:RSSリーダーをもっと賢くに使うために?Part2~
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Feedster.jpとRSSリーダーを組み合わせた、便利な利用方法 ~
「多忙なビジネスマン、特に営業マンこそ、RSSリーダーを使いこなすべき」、と前述しました。

たとえば、ここに二人の営業マンがいると仮定します。
二人とも同じネット専業広告代理店の営業部に所属しています。
Aさんは、ビジネスマンが必読と言われる新聞を定期購読していて、毎朝、通勤電車で読むことを日課にしていますし、一方で日々の情報収集ではRSSリーダーをフル活用しています。
Bさんも、Aさん同様、経済誌の新聞を読んでいますし、また、会社に着くと始業までに、ニュースサイトをいくつかチェックしています。ただし、RSSリーダーはまだ使っていません。
今日は、AさんとBさんが、取引先を一緒に廻ることになりました。
AさんがBさんの担当している既存顧客や新規開拓先を引き継ぐことになったのです。
さて、RSSリーダーを使っているAさんと使っていないBさんで、どのような違いが見られるでしょうか?
まず、営業マンたる者、お得意先の最新情報やライバルの製品・サービスというのは常に気になるものです。
特にそれが新規に開拓する潜在顧客であれば、できるだけ事前に情報収集して、プレゼンに折り込んだり、営業トークに活かそうとしたりするものです。

Aさんは、今日訪問予定の取引先の最新情報についてはよく知っている自信がありました。何故なら、自分のRSSリーダーで取引先の最新情報をチェックしていたからです。
Bさんは、いつものように、通勤電車で新聞に目を通し、外回りの前に、会社のPCでニュースサイトをチェックしましたが、今日訪問予定の取引先や新規開拓先に関するニュースはなさそうでした。
今日、最初に訪問したのは、新規開拓先にあたるX社で、新進気鋭のITベンチャー企業です。
X社は日々のプレスリリースの頻度も多く、また、IT系のニュースサイトにも取り上げられることが多い会社です。
Aさんは、RSSリーダーに、複数のニュースサイトから配信されているRSS/Atomフィードを登録して、購読していますが、そのうちのひとつ、d-net社のニュースサイトで、X社の社長の特集記事が取り上げられているのを見つけました。
X社に向かう途中、Aさんは、Bさんにその旨を伝えると、Bさんは、
「そうか、d-netのサイトは今朝、チェックしたはずなんだけどな。。。」
Bさんはトップページを流し読みしていただけなので、その特集記事には気づかなかったのです。
いざX社の担当者との面談の冒頭で、Aさんは、
「そういえば、今朝、d-netのニュースサイトで御社の社長のインタビュー記事がありましたね。特に今日、ローンチされた新しいサービスについて、詳しく説明されていましたが。。。」
と水を向けてみました。
すると、担当者は上機嫌で、「そうなんですよ。実は私も同席していたのですが、社長が、インタビューで私が手がけている新規サービスのプロジェクトについてたくさん触れてくれていたので、いい宣伝になると期待しています。ユーザーからの反響が楽しみです」とのことでした。
そして、次の訪問先であるY社に向かう途中、Bさんは携帯電話からRSSリーダーをチェックしました。Aさんの利用しているRSSリーダーは、PCではウェブベースのもので、かつモバイル版でも提供されており、しかもデータは同期されているので、どのPCからでも、モバイル端末からでも同じフィードがチェックできます。

Feedster.jpでは、あるキーワードの検索結果をRSSフィードで取得できるため、AさんはRSSリーダーに、自分が担当している取引先の社名で検索した結果をフィードに登録しています。
これから担当することになるY社についても、事前に登録済みでしたが、フィードをチェックしてみると、今日、Y社では社長が辞任するというプレスリリースが発表されたことが分かりました。
さらに、RSSリーダーで受信していたブログの記事によると、どうやら、今日明るみになった同社の不祥事の責任を取ってのことのようです。
Aさんは早速、Bさんにその事実を伝えると、Bさんは驚きながらも、
「え、そうなの? そうなのか。。。残念だね。潔い人だったからな。。。
でも、それは事前に知っておいてよかったよ。あの社長さんのことは、あの会社が成長する前から知っているし、お世話にもなったから、担当者の人に、いつもみたいに「社長は、お変わりないですか?」ってうっかり訊いちゃって、気まずいことになるところだったよ」
そんなこんなで、AさんとBさん、今日の外回りは無事、終了したのでした。
RSSリーダーとRSS/Atomフィード検索のコンビネーションが役に立つのは、ビジネスの情報収集だけに留まりません。次回は株式投資に便利な利用方法をご紹介したいと思います。
三井物産 コンシューマーサービス事業部
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